BLACK MAN







『ドーン』と爆発音が辺りに響いた。






「さぁ、『未知生物ブラッド』。いつ地球にやって来る?」













第一倉庫では、今も資料を探していた。





「あの立木さん。資料見つかりました?」





生物研究員は学者に聞いた。





「……私は立木じゃない!どうして皆間違える。」





「すみません。」





まだ資料は見つかっていないようだ。





「どうします?懐中電灯の明かりも切れかかっていますし。」






「そうだな。…そういえば、この台の下にスペアがあったな。」





学者は戸棚を開いた。



「ありました?懐中電灯。」




学者は頷いた。



「懐中電灯はここに置いているぞ。」





学者は再び探し始めた。





すると、外から爆発音が聞こえた。





「なっ!何だ!」




学者は外につながっている階段を上がった。










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