BLACK MAN

更なる敵意2











「何を放っただと?…決まっているだろ、私の対生命体用ロケットで《ブラッド》を撃退する為に…。」









研究員は学者を睨んだ。








「なるほどな、なら先程の討論会議での発言は全てでっち上げだったと言う訳か!」









学者は辺りを見回したが、まだ何も起こっていない。









「いや、兵の話しは本当だ。」









「……信じられるか!そんなもの。」









その時、空が光った。








「……未知生物か?それとも…。」









「……まだ、兵はまだ完成していないのだろ!……クソ!」









学者は生物研究員を連れて、出て来た扉へ向かった。














< 12 / 31 >

この作品をシェア

pagetop