BLACK MAN










某テレビ局のFAXの周りには、職員達が忙しく集まっていた。









「あの防衛でいつも通してたBも遂に動くっていう訳か。」









Bとは、未知生物ブラッド研究施設を表している。そのBが動きだすと相成れば、テレビ局も動かない筈が無い。









これを見越して、研究員はこんな行動に出たのだろう。









研究員は最終的には世界の英雄とやらになりたいが為に こんな挑発的な行動に繋がったとすると、なんと身勝手なのだろうか。









「よしっ、これ今日の特番のトップにすんぞ。」









事態は急変する。









この後の更なる研究員の驚くべき行動によって。









< 27 / 31 >

この作品をシェア

pagetop