僕らの妹
柚夏Side

「副作用…?」

いつの間にか、
寝ていたらしく
気づいたら
病院の診察室にある
ベッドに寝かされて
いて
点滴も繋がられていた。

今は、
遼にぃ に
診察結果を
聞いてるところ。

「そう。
副作用で
気持ち悪いのとか
熱とか
出してたんだ。

めまい とかも
しなかった?」

『した…』

「だよね。
柚夏ちゃん?

今度からは
少しでも
異変があった時は
ちゃんと、病院に
来なきゃ
ダメ だからね?」

『はい…

ごめんなさい…』

「うん。

それと
薬の処方だけど…
少し、
飲むの止めとこう。

赤血球が
あまりにも
少なすぎるんだ。」
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