僕らの妹


『おはよう。』

「はよ。」

制服に着替えてから
リビングへ
行くと、
優樹にぃは
すでに 起きていて
朝ごはんの
準備をしててくれた。


「夕飯、食ってねぇ
から 腹、へったろ?」

『んー。
まぁね…』

正直、
減ってなんかない。
食事どころ
じゃなかった。
私の頭の中は
病気の事で
いっぱいだったから。
< 49 / 319 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop