きみは、運命の人?



もう!


これじゃ、ただの怪しい女じゃん。


見つからないように、少し背伸びをして部屋を見る。


すると、中から蒼司と見知らぬ女の子が出てきた。


誰?


あの子…。


同じ年くらいの、派手な女の子だ。


「じゃあね、蒼司」


「ああ。またな」


そう言うと、蒼司から女の子にキスをした。




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