きみは、運命の人?



蒼司が何だって言うんだろ。


チラッと見上げると、蒼司は優しい笑顔で、私の手を握った。


「なあ、今からオレんち来ない?」


「え?」


外は、すっかり暗い。


もう、夜になっていた。



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