きみは、運命の人?



「私のお兄ちゃんは、事故なんだけど…」


もう、本当の事を言っていいよね?


蒼司ならきっと、受け止めてくれる。


「私のお兄ちゃんね、暴走族だったの」


「え?暴走族?」


やっぱり、蒼司、驚いてる…。


当たり前か。


暴走族なんて聞けば、誰だって驚くよね。




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