きみは、運命の人?



「え!?どこなの?」


身を乗り出す様に聞くと、由紀亜は唇を噛み締めた。


「あいつ、暴走族の仲間だと思う」


「ぼ、暴走族…?」


まさか。


確かにヤンキーだとは思うけど、そんな感じには見えなかったよ…?


「見たのよ。華月(かげつ)のグループにいたのを…」




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