きみは、運命の人?



「あっ、シンさん!」


振り向くと、お兄ちゃんの友達、シンさんが立っていた。


「やっぱり、里桜ちゃんだ。懐かしいなぁ」


ニ、三回会った事があるけど、気さくでかっこいい“お兄ちゃん”なのだ。


「シンさん、久しぶり!まさか、こんな所で会うなんて」


さっきまでの重い気分は無くなり、シンさんとの再会に、テンションが上がってきた。




< 84 / 192 >

この作品をシェア

pagetop