きみは、運命の人?



高志…。


華月の総長の名前。


お兄ちゃんを奪った憎い相手。



その弟が、蒼司だったなんて…。


呆然とした私に、凌は怒りに満ちた顔をした。


「高志さんは、オレたちには、カリスマ的な存在だったんだ」




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