きみは、運命の人?



「みんなに慕われた総長で、オレもいつかあんな風になりたいって…」


「だ、だけど…。私のお兄ちゃんだって、一緒だったよ?」


「うるせえ!!」


突然、怒鳴りつけると、凌は目を潤ませた。


「報復した時、オレの兄貴は、紫陽の奴らに殴られて、未だに植物状態だ」


「えっ!?」




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