好き。大好き。
「ぎりっぎりセ−フ!」

私は、鐘の鳴る瞬間、
教室に飛び込んだ。

「美優、珍しいね。どしたの??」

「あ、あは。寝坊して・・・」

半分、真実。

話しかけてきた百合は、くすっと笑った。

そして、ある事に気がついた。
< 15 / 53 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop