CHERRy
「私も好き…ヒロちゃんの事、好き…」
「んじゃ、もっかいな?」
言った後すぐ、もう一度ヒロちゃんの唇によって私の唇は塞がれる。
チュッチュッと口内を犯していく。
不意に漏れる甘い声。
この人が好きだと感じれる瞬間。
甘い甘いキスを交わす。
「加奈の顔、ヤラシーっ」
「んなっ//ヒロちゃんよりはましだっ!」
「まぁいいけどな、男は皆そういうもんだから。」
「開き直るなーっ!!」
「これからもよろしく、俺のかーのじょ♪」
ソッと引き寄せられ、チュッと音を立てたワザとらしい3度目のキス。
私はこの人に2度目の恋を、いや…
本当の初恋を、本当の恋をする。
忘れられない恋をする。