ずっと約束だよ
「年、明けるで!」

翔哉が、携帯を見ながら言ってきた。

「えっ?」

『新年あけましておめでとうございます!』

テレビから、アナウンサーの声が、聞こえる。

もっと、秀汰君の傍に居たい。

「・・・うん。行く!」

「翔哉、ちょっと抜けるわ」
「おぅ。って、えっ?」

あたしと秀汰は、翔哉ん家から出ていった。

そして、車に乗った。


でも、車に乗った瞬間危ないような、気がした。

会って、まだあんまりたってないのに・・・・いくら、好きだと言っても、なんか・・・・・・

「また、緊張してんの?まさか、変な所に連れて行かれるとでも、思ってる?」
ガチガチのあたしに、笑いながら言った。

「いや、うん・・・・」

「心配すんな!俺は、そう言う・・・チャラ男?じゃないから。今も、ただ彩乃ちゃんを家に送りたかっただけだし」

「えっ?送る?あたし、一人で帰られるよ?」

「んま、いいじゃん!」

「でも・・・・・」

「俺、心配何だよな。女の子一人で帰らせるの。でも、送るって言ったら大丈夫って、言うだろ?だから、嘘ついた。」

「そっか。でも、もっと居たかったなぁ。」

「酔ったら、嘘聞かなくなるじゃん!」

「あたし、お酒飲まないよ?」
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