ずっと約束だよ
「何しとんの?はよ、行かんと遅刻するで!」

「あっ、うん。そ、そうだね。すぐ、行くから先行ってて。」

顔を引きづりながら言った。

「おぅ。あとでな。」

翔哉が行った事を、確認すると、あたしは上靴を探し始めた。

「はぁ・・・・無い。どうしよっ。」

10分探しても、上靴は見つからない・・・・

「どうしよっ。もう、授業始まってるよぉ・・・・このまま行っちゃおうかな。でも、ややこしくなりそうだし・・・・」

ふと、げた箱にあるごみ箱を、見ると中に自分の上靴が、入っていた。

「あった・・・・早く行かなきゃ。」

あたしは、上靴をはくと急いで教室に向かった。


 ガラッ・・

教室に入ると、翔哉がこっちを見て、ジェスチャーしている。

あたしは、翔哉の方に行こうとした。

すると、担任の先生があたしの、手を掴んできた。

「おい!相原が、遅刻なんて珍しいな。理由は?!」
「えっと、お、お腹痛くて・・・・・・」

あたしは、適当な嘘ついた。まさか、本当の事言える訳無いし。

「大丈夫かぁ?」

「もう、大丈夫です。」

「無理は、すんなよ。それから、遅れる時は連絡するように。」
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