ずっと約束だよ
「はぁ・・・はぁ・・秀汰君!」
息を、切らしながら秀汰の方に近づいた。

「おぅ。走って来てくれたんだ。」

「どうしたの?・・・学校まで来て・・・・」

「彩乃ちゃんを、連れて行きたい場所あってさ。今から、大丈夫?」

「うん・・・・・。」

「じゃ、車乗って」

あたしは、車に乗った。


「こんな時間まで何してたの?」

「えっ?いや、特に何も」

運転しながら、秀汰が聞いてきた。

「そっか。・・・変な事聞いていい?」

突然、真面目な顔になる秀汰。

「変な事?」

「おぅ。でも、やっぱ、あとで聞く。」

「わかった・・・・」

あたしは、なんとなく翔哉の事だと思った。

「音楽・・・かけていい?」

「・・・・いいよ。」

秀汰は、そう言うと音楽をかけた。

♪〜

流れた曲は、GLAYの曲。

「秀汰君、GLAY好きなの?」
「めっちゃ好き!」

「そうなんだぁ。」

あたしは、窓から空を見ながら言った。

♪〜

『春には〜二人の好きだった〜あの丘の上で〜 永遠の終わりをしる〜  咲いて散る花〜優しさは恋〜』

この歌を、聞いてもっと秀汰の事を、分かれた気がした・・・・
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