ずっと約束だよ
聞いてて恥ずかしい事を、秀汰は、ためらう事無く話続ける。

「だから、俺の傍に居てほしい。」

「・・・ばかぁ・・・・」

「えっ?」

「そんな、ドキドキする事さらっと言わないでよぉ。恥ずかしいじゃん・・・・」

あたしは、照れて下を見るふりして静かに泣いていた。

バレないように下を向いたのに、バレちゃったみたいで、秀汰はよしよししてくれた。

これから、秀汰と幸せになれる。そう思ったのに・・・運命って、残酷だね・・・・

・・・家に、着き車が止まった。

でも、あたしは車から降り無かった。少しでも長く秀汰と居たかったんだ。

「・・・・・彩乃?」

「んっ?」

「もうちょっと一緒に居たいけど、明日学校だよな?」

秀汰が、寂しそうに聞いてきた。

「うん・・・・」

「・・・また、遊ぼうな!」

秀汰は、どうにか帰らそうとしている。

時間を気にしてくれてるみたいだった。

「うん・・・・・」

「そんな、悲しそうな顔すんなよ。いつでも、会えんじゃん。」

「だよね?・・・帰るね」

「あ、彩乃!俺の事呼び捨てにしろよ!君とか、無しな。」

秀汰は、あたしの大好きな笑顔で言った。

「う、うん。」

すると、秀汰は、顔をいきなり近づけてきた・・・・
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