ずっと約束だよ
隠されていた過去
-2003年 5月-
積もり続けていた、雪もすっかり溶け、桜も散りかけている、ちょっと中途半端な5月。
今年は、高校生活最後の一年。
とは言っても、3年生なんて、受験勉強ばっかりでそんな楽しい事なんて、無いと思うけど・・・・
翔哉との関係も普通になって、いつもどおりの生活を送っていた。
-放課後-
誰も居ない教室で、一人窓から空を見ながら考えていた。
あたしは、いつも考え事する時、一人で教室の窓から空を見てるんだぁ・・・
空を見てると、なんか落ち着くから。
考えてる事は、勿論秀汰の事・・・・・
秀汰に告白されてから、2ヶ月、秀汰の色んな所を知って・・・・あたし、もっと好きになっていった。
でも、秀汰は自分の過去については、一切話してくれなかった。
秀汰の過去って・・・
あたしは、すごく気になっていた・・・・・
「あ〜やのっ!」
後ろから、翔哉の声が聞こえる。でも、あたしは振り返ろうと思っていても、振り返らず空を、見ていた。
「彩乃!聞いて!あんな、今日の夜7時からみんなで、飲む事になったで!勿論秀汰も来るで!行くよな」
あたしは、耳に入れながらも、返事をしなかった。
「おーい・・・聞いとるか?」
積もり続けていた、雪もすっかり溶け、桜も散りかけている、ちょっと中途半端な5月。
今年は、高校生活最後の一年。
とは言っても、3年生なんて、受験勉強ばっかりでそんな楽しい事なんて、無いと思うけど・・・・
翔哉との関係も普通になって、いつもどおりの生活を送っていた。
-放課後-
誰も居ない教室で、一人窓から空を見ながら考えていた。
あたしは、いつも考え事する時、一人で教室の窓から空を見てるんだぁ・・・
空を見てると、なんか落ち着くから。
考えてる事は、勿論秀汰の事・・・・・
秀汰に告白されてから、2ヶ月、秀汰の色んな所を知って・・・・あたし、もっと好きになっていった。
でも、秀汰は自分の過去については、一切話してくれなかった。
秀汰の過去って・・・
あたしは、すごく気になっていた・・・・・
「あ〜やのっ!」
後ろから、翔哉の声が聞こえる。でも、あたしは振り返ろうと思っていても、振り返らず空を、見ていた。
「彩乃!聞いて!あんな、今日の夜7時からみんなで、飲む事になったで!勿論秀汰も来るで!行くよな」
あたしは、耳に入れながらも、返事をしなかった。
「おーい・・・聞いとるか?」