ずっと約束だよ

壊れかける友情 繋がる気持ち

もうすぐ年が明ける。

でも、今日は1人じゃない翔哉たちと、年明けパーティーするから。

しかも、秀汰も来る。

秀汰と、会うのはX'masイヴ以来。

あたしは、気合いを入れてオシャレした。

家を出て、翔哉ん家に行くと、すでに盛り上がっている。

しかし、まだ秀汰は来ていないみたいだった。

あたしは、翔哉の隣に行くと、秀汰の事を、聞いた。
「ねぇ?秀汰君は?」

「えっ?もうすぐ来るんとちゃう?つか、いつの間に来てたんや?」

「さっき。」

「そっか。何?そんなに秀汰気になるの?」

翔哉の話に、耳も向けずぼーっとしてる、あたしに翔哉が言ってきた。

「えっ・・・・?別に、そう言う訳じゃないけど・・・」

「まっ、秀汰彼女居らんし、ええんちゃう?」

「だから、好きとか・・・じゃないって」

「まっ、そろそろ彩乃も彼氏作らんと、まずいで!高2何やし。」

「うん。だよね。あたしも、今焦ってるんだよね。・・・・・・って、翔哉も彼女居ないじゃん!」

あたしは、つい乗り突っ込みを、してしまった。

「俺は、居らんちゃうくて作らんの!」

「ふーん」

翔哉と、言いあっていると息を切らして、秀汰が入ってきた。
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