年下彼は手強いのです,

逞磨くんを小突く輝くんと視線が絡んだ。楽しそう、すごく。


「っしゃ!若い者には負けねえぞ3年組!」


ああ!や、おう!といった3年チームがまとまる。こんな風にサッカー部をまとめてきたんだな。


スパイクを履き、準備をしている新レギュラー組は少し緊張しているみたい。登駕も。


「よし、レギュラー組!」


そのタイミングで逞磨くんがみんなを集めだし、円陣を組みだした。


「おじさん先輩を叩きのめすぞ!」


「「「おう!」」」

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