年下彼は手強いのです,

「ならいーんですけどね」


優しいな…この子。さぞかしモテますってオーラに性格してる。


「あ、オレ、逞磨っていいます」


逞しいに、研磨の磨です。とにこやかに教えてくれた逞磨くん。


「逞磨くんでいいかな。わたしは浜崎真尋」


「なんでもどうぞ。真尋さんですか、どうも」


ペコリと頭を下げる逞磨くん。誰かさんと違って本当に優しそう。誰かは省略させていただく。


「逞磨、俺の契約相手だから。コイツ」