年下彼は手強いのです,

なんだ……、そうなんだ……!


「みんないい奴だよ。だから紹介したくて」


だから誘ってくれたんだと思うと胸が弾んだ。


「にしても真尋ちゃんこれ手作り?」

「うん。今日は朝から」


マジで?やすげえ!のリアクションが凄く嬉しい。


「ふ、普通だよ」

「いや普通じゃないよ」



――ねえ、登駕、

わたしもしかしたら

少しずつ変われてるかもしれない


< 66 / 209 >

この作品をシェア

pagetop