兄妹で恋しちゃダメですか?
好きなのに。
~瑠璃~
私の好きな人。
あの綺麗な顔…あの顔に微笑まれたら女子はみんな惚れる…。
私もその中の一人だ。
琉茅は気づいてないけど…。
好きなんだ…。
「…やっぱいた。」
「青くん…。」
青くんが。
「瑠璃さん、琉茅連れて行っていい?」
「あ…うん…。」
あの幼さが残った顔、
名前と同じ青色が混じった髪
クールで大人しいけど人懐っこい性格。
そこらのモデルよりも体格もいい。
全てが私にとってかっこいい…。
「瑠璃さん?一人で大丈夫?」
「え…。」
天使のような笑みを向けてくる。
「体調が悪そうだから。」
「…あ…寝不足…で。」
「そっか、気をつけてね。何かあったら呼んで。
りぃらの友達ならいつでも助けるから。」
「うん…。」
りぃらの友達…。
青くんにとって私はりぃらの友達。
ものすごく切ない…。
青くんも璃羅が好きだから…。
悲しい。寂しい。
「じゃぁ、ばいばい。」
琉茅を無理やり起こして連れて行った。
二人を見送り寝転がる。
また、好きなのに、何にも言えなかった。
好きなのに何もできなかった。
どうしたら…気持ちが伝わるの?
分かんないよ…自然と涙が出てきた。
太陽に見られないように腕で目を隠して、静かに涙を流した。
私の好きな人。
あの綺麗な顔…あの顔に微笑まれたら女子はみんな惚れる…。
私もその中の一人だ。
琉茅は気づいてないけど…。
好きなんだ…。
「…やっぱいた。」
「青くん…。」
青くんが。
「瑠璃さん、琉茅連れて行っていい?」
「あ…うん…。」
あの幼さが残った顔、
名前と同じ青色が混じった髪
クールで大人しいけど人懐っこい性格。
そこらのモデルよりも体格もいい。
全てが私にとってかっこいい…。
「瑠璃さん?一人で大丈夫?」
「え…。」
天使のような笑みを向けてくる。
「体調が悪そうだから。」
「…あ…寝不足…で。」
「そっか、気をつけてね。何かあったら呼んで。
りぃらの友達ならいつでも助けるから。」
「うん…。」
りぃらの友達…。
青くんにとって私はりぃらの友達。
ものすごく切ない…。
青くんも璃羅が好きだから…。
悲しい。寂しい。
「じゃぁ、ばいばい。」
琉茅を無理やり起こして連れて行った。
二人を見送り寝転がる。
また、好きなのに、何にも言えなかった。
好きなのに何もできなかった。
どうしたら…気持ちが伝わるの?
分かんないよ…自然と涙が出てきた。
太陽に見られないように腕で目を隠して、静かに涙を流した。