兄妹で恋しちゃダメですか?
「尚人兄ちゃん、そんな悪質な虐めみたいなことしないでよ~」


「苛めじゃないよ、ちょっとしたお仕置きだよ」

にっこりと笑った顔にゾクッとした
琉茅も泣いてるし…


「琉茅、私のあさごはん食べて良いよ?
ヨーグルトと林檎だけど」


琉茅の頭を撫でて優しく言うと顔が赤くなった
泣いたからかな?


「おう…///」


「だめだよ、りぃら。
甘やかしちゃ」


お兄ちゃんが呆れたように私に言った


「じゃぁ、琉茅に普通のご飯あげる?」

首をかしげて聞くと少し考え頷いた


「ただし、琉茅が反省したらね?」


「反省してるよね?」


「うん!してる、絶対!!」

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