キスシリーズ~熱いキス~ 短編


いつもなら素っ気ないのに。


って、今そんなこと考えてる場合じゃないのにっ!!涼我くん熱だしてるんだから!


「でも、涼我くんしんどいんでしょ?」


「大丈夫だって、寝てれば治る、ケホッ…」


そう言って涼我くんは起き上がった。


「涼我くん、言ってることとやってることが逆だよ?」


「お前ほっといて寝れるかよ…。今にも泣きそうな顔してんのんに…」


い…いつもの涼我くんじゃない…。


どうしたの?


私は涼我くんの隣に立つ。


「涼我くん、熱で頭変になっちゃったの?」


「はあ!?」


『はあ!?』って…。


「だって、涼我くんいつもと違うもん…いつもなら…こ…『ここにいろよ』なんて言わないもん…」


思い出したら顔あつくなっちゃった…。



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