キスシリーズ~熱いキス~ 短編
ビックリして涙も止まったし…。
でも、本当に熱上がってたら?
「涼我くん、本当に熱上がってるかも…」
「下がった」
「ウソ!!まだ体熱いもん!!」
「お前、話聞いてたか?…大声だすなって言ったんだけど…」
お…怒らせた…?でも、だって心配なんだもん…。
「心配だから…だから…っ…」
「だから、泣くなっての」
「だって…だって…」
私は涼我くんの胸に顔をうずめる。
心配しすぎて苦しい。
涼我くんは私の背中をポンポンとしてくれる。