heart to heart ふたりのキセキ
ホントはまだ認めたくない事実。
でもやっぱり、
大事なことだから伝えなきゃ。
「…律は…私と一緒じゃ
幸せになれないよ。
私、心臓移植しなきゃ
……死ぬんだよ?」
「オレだっていつかは死ぬし。
同じだよ。」
「違うよっ;
律はちゃんと分かってない!」
ムキになる私をサラリとかわす。
いつもそう。
でも、今日はちゃんと
向き合って話したいんだよ。
「…全然わかってないよぉ」
「じゃあ、教えて?」
「いつ死んでもおかしくない。
今生きてるのが奇跡だって
言われてるのに…。
それに…もし、
もし結婚したとしても
赤ちゃん産めないって言われた…」
せっかく止まった涙が
またあふれそうになる。
律がふーっとため息をつく。
…ほら。
そうでしょ?
ちゃんと知ったら、
律だって困るじゃん?
「あのさ、柚希」
律が私を抱き寄せる。
「そんなの、
柚希を手離す理由になんないよ」
「でも…」
「そんなことで手を離したら、
オレ一生後悔すると思う」
でもやっぱり、
大事なことだから伝えなきゃ。
「…律は…私と一緒じゃ
幸せになれないよ。
私、心臓移植しなきゃ
……死ぬんだよ?」
「オレだっていつかは死ぬし。
同じだよ。」
「違うよっ;
律はちゃんと分かってない!」
ムキになる私をサラリとかわす。
いつもそう。
でも、今日はちゃんと
向き合って話したいんだよ。
「…全然わかってないよぉ」
「じゃあ、教えて?」
「いつ死んでもおかしくない。
今生きてるのが奇跡だって
言われてるのに…。
それに…もし、
もし結婚したとしても
赤ちゃん産めないって言われた…」
せっかく止まった涙が
またあふれそうになる。
律がふーっとため息をつく。
…ほら。
そうでしょ?
ちゃんと知ったら、
律だって困るじゃん?
「あのさ、柚希」
律が私を抱き寄せる。
「そんなの、
柚希を手離す理由になんないよ」
「でも…」
「そんなことで手を離したら、
オレ一生後悔すると思う」