heart to heart ふたりのキセキ
そらが
自分から行きたいと
言いだした私立。
オレも柚希もそんなに
教育熱心じゃなかった。
まさか中学で受験を
することになるとは
全く思ってなかった;
サッカーが強い学校だから、
それで行きたいって
言いだしたのかと思ってたら、
実はそうじゃなかったらしい。
「おれも父さんみたいな
医者になりたい」
合格した後に
そう言いだしたから、
予想外だった。
まさか12歳で
そんなことを言い出すとは…。
『医者になりなさい』なんて
一言も言ってないのに。
「今から決めなくても
いいんだぞー。
好きなこと極めて
サッカー選手にでも
なればいいのに」
そう言うと怒る。
「本気で言ってんだよ!」
ってさ。
「医者なんてやめとけよ。
なるなら美容外科だな。
心臓外科なんて1人じゃ
開業できないし、
一生安月給で終わるんだぞ?」
そうやって冗談でかわす。
「だったらなんで
医者辞めないの?
結局は仕事が
好きなんじゃねーの?」
「…よく分かってんじゃんw」
自分から行きたいと
言いだした私立。
オレも柚希もそんなに
教育熱心じゃなかった。
まさか中学で受験を
することになるとは
全く思ってなかった;
サッカーが強い学校だから、
それで行きたいって
言いだしたのかと思ってたら、
実はそうじゃなかったらしい。
「おれも父さんみたいな
医者になりたい」
合格した後に
そう言いだしたから、
予想外だった。
まさか12歳で
そんなことを言い出すとは…。
『医者になりなさい』なんて
一言も言ってないのに。
「今から決めなくても
いいんだぞー。
好きなこと極めて
サッカー選手にでも
なればいいのに」
そう言うと怒る。
「本気で言ってんだよ!」
ってさ。
「医者なんてやめとけよ。
なるなら美容外科だな。
心臓外科なんて1人じゃ
開業できないし、
一生安月給で終わるんだぞ?」
そうやって冗談でかわす。
「だったらなんで
医者辞めないの?
結局は仕事が
好きなんじゃねーの?」
「…よく分かってんじゃんw」