heart to heart ふたりのキセキ
彼女の真実
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始まった期末テスト。

テスト期間中は午前で終わり。

帰りのバスが
丁度いい時間に無くて
コンビニで時間をつぶす。

涼しい~。



「時間つぶし?」


雑誌を読みふけっていると
突然声をかけられる。


「わっ!びっくりした…」


隣に立っていたのは

道重くん。


「あっちぃー…」

「え、あれ?
 今日自転車じゃないの?」

「パンクして仕方なくバス。
 テスト中に縁起悪いだろ?」


そう言っててもサラッと
満点とっちゃうんだろうな。

今日だって誰よりも早く
解答終わってたのを知ってる。


…私、見過ぎだな。

ストーカーみたい!?


てゆーか、

もしかして、

駅まで一緒に帰れるってこと?


ひっそり心の中で
ガッツポーズしちゃう。
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