heart to heart ふたりのキセキ
---
「柚希?どうしたの?」
「あー…うん、大丈夫。
なんでもない」
朝ごはん食べようと
食卓についたけど、
胸に違和感。
さっきからずっと
不整脈が出たり止まったり。
「…無理しちゃだめよ?」
ママが心配そうにのぞきこむ。
「だーいじょうぶ!
行ってきます!」
「朝ごはん食べないの??」
「早く行って勉強したいの。
薬飲んだから、大丈夫だよ」
大丈夫だよ。
って、
ホントは
自分に言い聞かせてる。
気付かないふりしてたら、
いつの間にか治まるはずだから。
今日でテスト終わりだし、
それで単位とれるんだし、
ここが踏ん張り時だから。
それでも
一向に収まる気配のない動悸。
出たり、
止まったり、
出たり…。
「柚希?どうしたの?」
「あー…うん、大丈夫。
なんでもない」
朝ごはん食べようと
食卓についたけど、
胸に違和感。
さっきからずっと
不整脈が出たり止まったり。
「…無理しちゃだめよ?」
ママが心配そうにのぞきこむ。
「だーいじょうぶ!
行ってきます!」
「朝ごはん食べないの??」
「早く行って勉強したいの。
薬飲んだから、大丈夫だよ」
大丈夫だよ。
って、
ホントは
自分に言い聞かせてる。
気付かないふりしてたら、
いつの間にか治まるはずだから。
今日でテスト終わりだし、
それで単位とれるんだし、
ここが踏ん張り時だから。
それでも
一向に収まる気配のない動悸。
出たり、
止まったり、
出たり…。