heart to heart ふたりのキセキ
走り出したバス。
…
…
ふと後ろを振り返る。
道重くんが
じっと立って
バスを見送ってる。
やっぱり…
気持ちに
ウソはつけない!
「すみません!
降りますっ!!」
次の停車駅で降りて
また反対方向へ
思わず走り出した。
そのままの位置で動かずに
突っ立っていた道重くん。
私の姿を見たとたんに叫ぶ。
「ばかっ!!
なに走ってんだよ!?」
そんな道重くんのセリフは
聞こえないくらいに必死だった。
「…あのっ!!」
息があがる。
でも、
そんなことよりも
道重くんに伝えたい。
その一心で。
「…たしもっ、私も好き…っ
道重くんのこと、
好きになってた…!」
…
…
ふと後ろを振り返る。
道重くんが
じっと立って
バスを見送ってる。
やっぱり…
気持ちに
ウソはつけない!
「すみません!
降りますっ!!」
次の停車駅で降りて
また反対方向へ
思わず走り出した。
そのままの位置で動かずに
突っ立っていた道重くん。
私の姿を見たとたんに叫ぶ。
「ばかっ!!
なに走ってんだよ!?」
そんな道重くんのセリフは
聞こえないくらいに必死だった。
「…あのっ!!」
息があがる。
でも、
そんなことよりも
道重くんに伝えたい。
その一心で。
「…たしもっ、私も好き…っ
道重くんのこと、
好きになってた…!」