ユメみる夢みる僕のキセキ
 いや……だとしても、優実は俺の夢で……
 突然現れた俺の知らない、幼なじみで……
 現実になんて、居ないはず……
 
「そういえば、さっきも優実ちゃん。此処の前を通りかかったわよ。……あの子、毎日のように神社にお参りに行って……―――って、雫ちゃん!?」

 優実が居る!?
 俺の頭はその事で一杯になって……
 気付いたら、もう走り出してた。
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