promise ~夏の約束~
結局、その日翔くんからの
『ごめん』という簡単な内容のメールを眺めながら私は眠りについた。
――――…
翌日。
全身がだるくて、気分も悪い。
時間は7時だから学校には余裕で間に合うが私は二度寝の体勢に入る。
「…はぁ。」
どうせ学校に行ったって疲れるだけ。
愛想ふりまいて、勉強して。
本当、疲れる。
そんなことを思いながら夢の中。
誰にも邪魔されないこの時が好きだった。
永遠に続けばいいのに。
永遠に眠れればいいのに。