promise ~夏の約束~


「お皿洗うから持ってきてー!」



居間でテレビを見ていた俺に台所にからお呼びがかかる。



「…はいはいっと。」



何だかおばあちゃんそっくりになった雪姫に微笑みながら食器を運ぶ。



…雪姫がおばあちゃんなら俺はおじいちゃんか?



「はい。」



お皿を差し出す俺。



「ありがと。」



笑顔で受け取る雪姫。



おじいちゃんでも、いいかもしれない。



…なんて。







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