promise ~夏の約束~



俺の腕の中で小宮はもう抵抗をしなかった。



「悲しむ人がいるんじゃない?」



何かを決心したように俺の背中に手を回す小宮。



「お互い様だろ?」



そして小宮の腕に力が入ったとき…







俺は…祐希になる。








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