promise ~夏の約束~

嫉妬――→ゆかりside



翔の電話を切ったあと私は急いで祐希の家に向かった。



小宮さんの方はきっと翔がなんとかしてくれるだろう。



…ちょっと頼りないけど。



それでも私は翔を信じて祐希の家のインターホンを押した。



「はい。」



少し間があり玄関から出てきたのは祐希のお母さんだった。



「橘です。祐希…くんの友達なんですが。」



私がそう言うとおばさんは部屋に案内してくれた。



顔や雰囲気が祐希に似ている。



おじさんには会ったことはないけどたぶん祐希はお母さん似だろう。



そう思った。










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