【短編】幼なじみの恋物語

「私にも協力させてよ」
夏美は言った。
「なんでだよ」
俺は言った。
「言ってもいいのかな？渚に」
夏美は嫌みぽっく言った。俺は何も言えなくなってしまった。
「おもしろくなりそう」
夏美は、そうゆうと自分の席に戻っていった。
「まぁ、頑張れ」
祐也は言った。俺は、また大きな溜息をついた。
授業中は、全く先生の話しなんて耳に入っていなかった。
ふと渚を見た。一生懸命ノートをとっている。すると、渚と目が合った。渚は微笑んだ。俺は、恥ずかしくなって下を向いてしまった。
「おい」
いきなり上から声がふってきた。そこには、怒っている先生が立っていた。
「ノートをとれ」
そう言い、俺の頭を教科書で叩いた。みんな笑っている。渚も笑っている。




最悪だ…