【短編】幼なじみの恋物語

これって恋？

「遅いぞ。早くしろよ」
俺は幼なじみの中谷渚（ﾅｶﾀﾆﾅｷﾞｻ）の家の玄関の前にいた。
「今行くから」
渚が出てきた。そして、一緒に学校に向かう。
俺、杉村春希（ｽｷﾞﾑﾗﾊﾙｷ）は、毎日渚を迎えに行く。それは、高校になってからも変わらなかった。




「春、いつもごめんね」
渚は言った。
「何が？」
俺は聞いた。
「迎えに来てもらって」
「いいよ、そんなこと。気にしてないし」
「そっか。ありがとう」
渚は笑った。
そして、学校に着いた。