【短】隣の君に恋をして
隣の君に恋をして
「お前…、ドアから入って来いや」
窓から入って来た幼馴染の
松本 菜々 マツモト ナナ
に呆れ口調で俺は言った。
「階段降りて、上がって面倒くさいやん」
菜々はお隣さん。
自分の部屋の窓から、俺の部屋のベランダに飛び移り、窓から俺の部屋に入ってくる。
「ほんま面倒くさがりやなあ」
「なんでもいーけど、早よ起きな後15分で学校やで」
「は!? それ先言えや!!」
俺は慌ててベッドから飛び起き、リビングに向かった。