私が見たユメ―Ⅳ


今でも


誰かの

「ごめんね」


を聞くと


この夢を思い出す







男の子の声を思い出す




その声が私の頭でこだまする




ときには

その声が苦しく私に届き



ときには

心地よく届く







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