強気恋愛。
まだ余裕、と思ってたら

「おれあんずのことすきやねんけどなー」

って来た。


一瞬「なに?」って

とまってしまってから、

「全部ひらがなやし」って

疑ってるっぽく送ってみた。


そしたら

「案数のこと、好きやで。」

って来た。


ウチは振ったことはあったけど

OKしたことはなかったから

どうしたらいいか解かんなくなって、

素直に

「・・・ウチどうしたらいい?」

って送った。


そしてはっきりきた。



「案数の事が好きだから、付き合おう。」



この時は正月。すなわち真冬。

しかも時間は午前4時。


極寒の部屋でエアコンも

つけずにいたウチは、

遂に幻覚を見始めたのかと思った。

でもそれは何回見てもそれだった。


何て言ったらいいか解かんなくて、

でも断る理由なんてないから

素直に「・・・はい^^」って送った。


手が震えてたのは

寒かったからだけじゃないと思う。

すごく嬉しかった。


でもそのときはまだ、

そんな楽しい日が

毎日続くんだとしか思ってなかった。
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