天然ちゃんと俺様彼氏
そんな 彩をよそに
そういえば もうすぐ先生来る時間なのに
隣の席あいてるなぁ
誰なんだろ!?
いい人だといいなぁ
と思っていたら
ガラッガラガラ
「「「「キャーーーーーーア」」」」
「やったぁ!! クラスじゃん」
「目の保養になるわぁ」
など
女子たちが思い思いと歓声を上げていた
確かに
茶色の髪で毛先も遊んでいて
誰がどう見てもかっこいいというような
男子だった
そんな声に対して
相沢君は
いやそうな顔一つせず
笑顔で女子たちに微笑んでいた
相沢君は 私の方向に向かって歩いてきた