変人執事とツンツンお嬢様
弥呼さま と言えば、壇ノ宮社長の一人娘で
文武両道はもちろん、その容姿は妖精や天使など、そんなものには例えられないくらい美しく
僕をどん底から救ってくれた救世主―――…
「ぉや、弥呼のことを知っているとは…」
「もちろんです。弥呼さまは…僕が一番お仕えしたいと思っていたお方…
知らないワケがありません。」
弥呼さまの執事だなんて
夢のようだ……
ずっとずっと思い続けていたけど、夜雅御はもう壇ノ宮には仕えられないと諦めていたから。
しかも壇ノ宮会長から直々に…
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