変人執事とツンツンお嬢様
僕に光をくれたのが
弥呼さまなのだと……
「それに、弥呼を君に頼んだのは…弥呼を成長させると共に、君も成長できると思ったからだ。
期待している、とは言わない。
だが…しっかりと弥呼を支えてほしい。
頼めるかな?」
弥呼さまと共に…成長…
きっと、弥呼さまには追い付けないだろうが…
それでもいい…
僕は弥呼さまと共に
共に時間を過ごすだけで嬉しい。
弥呼さまを支えるなんて…やっと僕の存在価値ができたようだ。
「精一杯、務めさせていただきます。」
「…そうか。よかったよ…」
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