変人執事とツンツンお嬢様


(べ、別に寂しいワケではっ!!)



あのように「宣言」をした執事が、早々にウソをついていることが気に食わない。

ただ、それだけだ……



ブンブンと頭を振り、雑念をとばそうとすると…






「おはようございます、弥呼さま。」


「ひゃぁあっ!!!?」




突如、後ろから肩を掴まれ

ベッドに倒れてしまった。




だ、誰だっ……!!




「先ほどから百面相していらっしゃいますが…どうなされました?」


「や、夜雅御……!!!」




おいおいおい ちょっと待て



なんでこいつ…




「な、なんで私のベッドに一緒に入っているんだ!!!?」





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