変人執事とツンツンお嬢様


冷たかった彼の手。


離れてしまったのが少し、さび…



(さっ、寂しくなどない!!!何を考えているっ!!///)




自分の頬をペチッと叩くと

上からクスクスと笑い声が。




「クスクス…フフッ」


「っ、気持ち悪いな!!!何を笑っている!!///」


「気持ち悪い とはひどいですね、弥呼さま。

わたくしはただ…」




ニヤリと口角を上げ、目を細める執事。


そのまま見下され

不覚にもまた心臓が跳ねる。




「……っ…夜雅御…」


「…弥呼さまが頬を赤らめわたくしを見つめる姿が、とても…

可愛らしかったので。

寂しいなら“寂しい”とおっしゃってくださいね…?」



「っ……!!///
やっ…夜雅御っっ!!!///」





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