変人執事とツンツンお嬢様
こんな状況を経験したことなど、今まで一度もない。
ましてや、相手が「執事」なんて……しかもまだ出会って1日!!!
対処方などわかるワケがなく、されるがままになるしかないんだ。
「……な…」
「あれ…
いつもの悪態はどこにいかれたのですか?」
「っ…君……!!///」
「なるほど…弥呼さまは男に免疫がないのですね。」
「ゃ、は、離せ…」
「わたくしは意地悪ですよ。
そんな簡単に離せません。」
ニコッ
笑顔はとても綺麗で爽やかなのに
なんという黒いオーラが滲み出ているんだろう…
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