変人執事とツンツンお嬢様


そして、執事特製絶品オムライスを食べている間も

そのあとに私が勉強している間も


日が暮れてからもずっと

夜雅御さんはおかしいままだった。






「……ふぅ…」




ついには、1日が終わろうとしている。

私はベッドに倒れ込んでいた。




(…夜雅御さん、どうしたのだろうか。)



ずっとずっと

あれから不自然な笑顔のまま…ボーッとするようになった彼。



まだ1、2日しか一緒にいないが…

明らかに様子が変だ。



いや、今までも 変 だったけど…それとは違って、もっと…


もっと、おかしい んだ…





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