変人執事とツンツンお嬢様


――――……



「…夜雅御さん?」


「っ…失礼しました…」




その翌日も、夜雅御さんはどこか虚ろな目をしてて…

ボーッとしていた。




「……?」










………そして、その次の日も


その次の日も



またまた次の日も




夜雅御さんはそのまま、不自然でおかしいままだった。







――――……




「………おかしい。」




夜雅御さんがおかしくなってから4日目の夜。


私はまたベッドに潜り込んで考えていた。



(やはり私の所為なのか…
彼に何が起こったんだ?)




あのキラキラした綺麗な笑顔を見たい……と思ってしまっている私も

ちょっとおかしいのだろうか。




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